支援事例
Case
- ご相談内容
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事業承継後の経営実態が厳しいなかで打開策を探りたい。
- ご支援内容
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金融機関からご依頼の事業承継の専門家派遣制度で事業者様とご面談。
従業員3人の運送会社。先代が逝去後、後継予定ではないご長女が社長として承継。しかし事業の展望は開けず債務超過・赤字状態であり、資金繰りも厳しく経営者借入が拡大していく。
まずは会社の財務状況を分析し、資金繰りを考慮して6か月間の期間を決めてM&Aによる第三者承継を進めることに決定。当社の運送業としての強みを分析して企業価値を算定。
さらにスピードを重視して、M&Aプラットフォームのバトンズを活用することで、無事期間内に最適な買主企業を選定しました。
従業員であるドライバーの継続勤務、主要取引先の継続取引の確認をサポートしつつ、事業承継補助金の申請支援も行い、アドバイザー費用の負担軽減も行いながら事業承継を完遂することができました。
- ご相談内容
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業歴70年で順調な不動産業だが、後継者がいなく展望が描けない。
- ご支援内容
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金融機関からご依頼の事業承継の専門家派遣制度で事業者様とご面談。
設立70年超の町の不動産業。社長は70歳を超えるが、後継者はいらっしゃらない。数年後に廃業をせざるを得ないとお考えでした。
後継者不在企業の取りうる選択肢についてご説明し、その中からM&Aによる第三者承継を選択することになりました。
長年地域密着でお客様と関係を重視した経営をされてきたことから、譲渡先は同じ地域の同業である不動産業に譲渡したいとのご要望でした。
金融機関と連携して、同一地域の同業者をマッチングさせていただきました。
売り手様と買い手様は、お互いにお知り合い、かつ同じ金融機関を利用している関係で非常にフレンドリーかつスムーズに成約に至りました。
買い手企業さまの買収資金も金融機関から融資が実行され、売り手、買い手、金融機関の3者がWinーWinーWinの事業承継とすることができました。
- ご相談内容
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後継者候補はいるが、親族ではないので資産の承継や経営者保証のついた借入金の移管などに不安がある。
- ご支援内容
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資産の承継について、税理士や弁護士などの専門家と綿密に協議を重ね、当該企業に最適な資産承継のスキームを検討した。
また、経営者個人による借入金の保証については、新体制移行後に借り換えを行うなど、デメリットを最小限に抑える対策を講じた。
さらに中期的な資金計画の立案と並行して、債務の圧縮を含む財務リストラの実施計画も策定し、健全な財務体質への転換を支援した。