代表者が高齢だが、社員も年齢が高く後継者がみつからない。売上・利益もあるので廃業するのは惜しいと考えている。

経営課題を直接話し合い、オーナー夫妻の意向を確認した上で、M&A(事業譲渡)による事業承継を提案しました。既存の従業員に適任者がいないことから、外部の後継者候補を見つける必要がありました。

まずは当社の財務分析サービスを活用し、会社の財務状況を徹底的に分析。経営実態を客観的に把握することで、適正な企業価値を算出しました。並行して、当社のネットワークを最大限に活用し、事業を継承してくれる候補企業を複数発掘。M&A仲介業者と連携し、事業承継に最適な買主企業を選定しました。

事業譲渡に際しては、簡易PMIプランを策定。買収後の経営課題や人員配置、業務の引き継ぎ方法などを具体的に示し、スムーズな事業継承を実現しました。最後に事業承継補助金の申請支援も行い、オーナー夫妻の不安を解消しながら事業承継を完遂することができました。

息子が後継者候補になっているが、現在の状態では売上・利益ともに不十分で長期的展望が描けない。

まず現状の経営課題を徹底的に洗い出し、解決に向けた改善策を立案することを支援しました。

続いて、事業再生や新規事業の立ち上げ、さらにはコア事業への経営資源の集中といった、将来の業績向上に向けた具体的な施策の実行計画を策定し、着実な実行をバックアップしました。

経営環境の変化に対応した新しいビジネスモデルの構築が不可欠であり、そのための戦略策定から施策実行までを一貫してサポートしました。